教育費

大学進学費用の準備はいつ頃からすればいいですか?

未就学の子どもがいて、来年、2人目を出産予定です。育児休業中で収入が少ないうえ、子どもの出産費用や準備などでお金がかかり、なかなか貯蓄ができません。

できたら2人とも大学に進学させようと思っているのですが、いつ頃から教育資金の準備をするものなのでしょうか?(Kさん・女性・30歳)

教育資金の準備は早く始めれば始めるほど結局はラク!

大学の進学費用は、国公立でも250万円、私立大学でしたら学部にもよりますが450万以上(どちらも4年間合計金額)の授業料が必要になります。お子様が2人となると、事前にしっかりと準備しておかないと、進学に支障をきたすかもしれません。

教育費は、お子様が進学する年齢になったら必ず必要になるものです。将来に備えて、今すぐ、準備を始めてください。2人目のお子様の分も、生まれたらすぐにはじめた方が良いでしょう。

例えば、子どもが生まれてすぐから毎月1万円を教育資金として積み立てた場合、17年間で204万円貯めることができます。

貯め始めるのが遅くなり7歳から始めると、毎月1万7千円ずつ積み立てなければ同じ204万円を準備することができません。

早く始めれば始めるほど、積み立てる金額は少なくて済み、負担感も少ないでしょう。
ただし、「貯めなければならない」と考えすぎると、ストレスになるだけです。

貯蓄できる「仕組み」づくりができれば簡単!

毎月1万円でも貯蓄できる「仕組み」を作ってしまえば、貯金することを意識することなく、きちんと教育費の準備ができます。

例えば、

・学資保険や積立型の保険を利用して強制的に貯蓄する

・銀行のオート積立機能を利用して、給料が振り込まれた後に、自動的に積み立てるようにしておく

・勤務先の財形貯蓄制度を利用して、給料から自動的に積み立てる

・・・このような仕組みはいかがでしょうか?

「貯め時」を意識してメリハリをつけた準備方法も取り入れよう

確かに、今は出費がかさむ時ですし、育休中ですので収入も通常より少ないでしょう。

ですが、お子様が成長して働く時間をふやすことができれば、また収入も増やすこともできます。

一般的には、お子様が小学生までのうちが、「貯め時」です。

2019年10月から始まった、幼児教育・保育の無償化で、基本的には小学校入学前の3歳から5歳までの間は、幼稚園、認可保育園、認定こども園、地域型保育(小規模保育、家庭内保育など)は原則、利用料が無料となっています。

こういった幼保無償化で浮いたお金を習いごとに回す方法もありますが、高校や大学の教育資金へ回すと、後々助かります。

子どもが中学生、高校生になると食費、スマホ代、洋服代などの生活費も増えてきますし、塾の費用や部活動でも予想外にお金がかかり、なかなか将来の教育費にまでお金を回すことができません。

子どもが生まれてから小学生までに、一気に教育資金を準備するようなメリハリをつける方法もあります。

なるべく早めに大学等への進学資金や受験費用の準備を始めて、お金を貯めることを習慣にしておくと貯金をするのがそれほど苦痛ではなくなります。

この時期に教育費準備の土台をしっかり固めておきましょう。

大学進学費用の準備はいつ頃からすればいい?
  • 教育費の準備は、なるべく早く始めるのがベター。子供の将来のために、少しずつでもコツコツ貯めよう
  • 保険や銀行の積立預金、財形貯蓄など、自分に合った「仕組み」を作ろう
  • 「貯め時」を意識してメリハリをつけた準備方法も取り入れよう
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福島佳奈美(ふくしまかなみ)
この記事を書いた人
ふくしまかなみプロフィール
情報システム会社で金融系SE(システムエンジニア)として約9年間勤務、出産を機に退社。自らの家計管理に悩んだことから子育て中の2006年にファイナンシャルプランナー(CFP®)資格を取得し、独立系FPとして活動開始。

教育費・保険・家計見直し等のセミナー講師や、保険・住宅ローン・教育費・老後資金準備など幅広いテーマでのマネーコラム執筆の実績多数あり。

個人相談ではお金の不安をなくすための正しい知識とライフプランニングの重要性を伝えるため、オンラインFP相談実施中。

保険や金融商品を売らない独立系のファイナンシャルプランナーです。

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